23歳まつさん

あくまで個人の感想です

第二次世界大戦アメリカの葛藤

YouTubeでカラーでみる第二次世界大戦という動画をみた。


カラー映像で鮮明に当時の情景、戦争の悲惨さ、ヨーロッパでの戦い、アメリカ国内の変化を記録している動画。


約40分ほどの動画だが一度見るとあっという間に時間がすぎすぐに見終わった。


世界大戦、アメリカによる参戦は大きな戦局の変化をもたらした。


連合国側に物量、人的資源、兵士たちの士気、様々な面で大きく枢軸国側を圧倒する要因となった。


アメリカは枢軸国側、主にヒトラー率いるドイツによる激しい排斥主義、人種差別による抑圧からの解放に国一丸として力を合わせた。


しかしアメリカ国内では白人と黒人との差別が行われており、開放を謳ってヨーロッパに侵攻しているなかで国内の差別が行われている現状との矛盾が生じていた。


前線に向かうのは主に白人のみで黒人は野戦病院の設営、橋の設営など、後方支援任務や雑役に当てられた。


また日系アメリカ人は当時戦争が始まってからは収容所に収容されるようになったが、アメリカに愛国心を持ち、士気旺盛なものは前線に投入されるようになり、日系アメリカ人だけの工兵部隊が編成され、主にイタリア戦線で活躍した。


この動画ではよく当時のアメリカ人の手紙を読み上げるシーンが多くある。


これから作戦に投入されるもの、アメリカ国内で旦那の帰りを待つ妻、黒人部隊の将兵の手紙、

戦友を失ったもの、


沢山のやるせない気持ちや逃げ場のない恐怖心、恋心を手紙にかいていく。


どういう心境でみなあの世界大戦に臨んでいたかがわかる。


やってやるというものもいれば当然はやく家に帰りたい、こんな戦争早く終わってしまえと思っているものもいる。


しかし力を合わせて一つの目標にみなで歩んだ結果アメリカは勝利を掴んでいった。


愛するあなたが帰ってくるとわかれば私は何日でもいや何ヶ月でもあなたの帰りを待つわ。


僕は帰還の地に着いた。

しかしそれは輝かしあるゴールとはなりえない。

アメリカの兵士達が異国で自由の為の血を流し続けている限り。


きっと今もゴールはしていなのだろう。。。


https://youtu.be/2v0DqFknYrI